速攻と速効と即効と即行の違い

行動や効果に関する言葉に「速攻」や「速効」、「即効」、「即行」があります。どれも「そっこう」と読む同音異義語で、日常的に馴染みのある言葉ではないかと思います。その一方で、正確な意味や使い分けは案外曖昧ではないでしょうか?

ここでは、同音異義語である「速攻」と「速効」と「即効」と「即行」について、その意味や用法、違いを簡単にまとめてみました。

速攻の意味と用法

速攻(そっこう)は、相手にすきを与えず、機敏に攻撃することをいいます。これは、元々は戦争で使われていた用語で、今日では、競技や試合などでも用いられており、例えば、「速攻を仕掛けた」や「速攻で下して勝ち越しを決めた」、「相手の速攻をうまく封じた」といったように使われます。

速効の意味と用法

速効(そっこう)は、はやく効き目が現れることをいいます。これは、しばらく時間が経ってから効き目が表れることを意味する「遅効(ちこう)」の反対語で、例えば、「速効マルチクリーナー」や「速効除草剤」、「速効で夢が叶う」、「速効性がある」といったように使われます。

即効の意味と用法

即効(そっこう)は、「即功」とも表記され、すぐにききめが現れることをいいます。これは、主に薬や美容、生活用品、メンタルヘルスなどの効果を述べる際に用いられており、例えば、「鎮痛に即効がある」や「即効性の便秘薬」、「即効ホワイトニング」、「即効でストレス解消」といったように使われます。

即行の意味と用法

即行(そっこう)は、すぐに行うことをいいます。これは、何かを即座に実行するという意味のほか、俗語で副詞的に用いる、すぐさま、ただちにといった意味もあります(俗語の場合、「速攻」や「ソッコー」とも表記)。例えば、「対策を即行する」や「即行を期す」、「即行キャンセル」、「即行削除」といったように使われます。

速攻と速効と即効と即行の違い

「速攻」と「速効」と「即効」と「即行」は、日常において、曖昧に使われることが結構多いですが、それぞれの違いをざっくりとまとめると以下のようになります。

●速攻

相手にすきを与えず、機敏に攻撃すること。

●速効

はやく効き目が現れること。

●即効

すぐにききめが現れること。

●即行

すぐに行うこと。

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