修正と修整と訂正の違い

ビジネスにおいても、プレイベートにおいても、何かを完璧に行ったり、最良のものを考案・制作したり、またミスを一切しないようにすることは、とても難しいものです。その時々で、しっかりとやったつもりでも、後になってみると何かを直すことは意外と多く、その際には、修正や修整、訂正といった作業を行うことになります。

ここでは、似たような感じのする概念である、「修正」と「修整」と「訂正」について、その意味や用法、違いを簡単にまとめてみました。

修正の意味と用法

修正(しゅうせい)は、不十分や不適当と思われる所を直して正しくすることをいいます。これは、手を加えて直すを意味する「修(しゅう)」と、 ただしくするやただすを意味する「正(せい)」からなる用語で、通常、計画や企画、文章、意見、方針などを直す場合に使われます。

<修正の用例>

・長い議論の末、協定案の修正に合意した
・校正で、原稿の内容を一部加筆、修正した
・次の登板までに修正し、しっかりと準備したい

修整の意味と用法

修整(しゅうせい)は、良くない点や出来の悪い所を整え直すことや、 写真・印刷で原版の傷を修正したり、画像を装飾したりすることをいいます。これは、手を加えて直すを意味する「修(しゅう)」と、正しく揃えるやととのえるを意味する「整(せい)」からなる用語で、通常、画像などを整え直したりする場合に使われます。

<修整の用例>

・歌手の○○さんは写真の修整がヤバイ
・キャラクターデザインに修整が加えられている
・脚を細くみせようと写真を修整したのではないか

訂正の意味と用法

訂正(ていせい)は、誤っている部分を正しく直すことをいいます。これは、言葉や文字の誤りを正すを意味する「訂(てい)」と、ただしくするやただすを意味する「正(せい)」からなる用語で、通常、言葉や文章、文字などの誤りを正す場合に使われます。

<訂正の用例>

・○○に誤りがあり、お詫びして訂正します
・すぐに気づき、自分で自分の発言を訂正した
・一部報道について、事実誤認として訂正を求めた

修正と修整と訂正の違い

最後に「修正」と「修整」と「訂正」の違いをざっくりとまとめると、以下のようになります。

・修正:不十分や不適当と思われる所を直して正しくする
・修整:良くない点や出来の悪い所を整え直す
・訂正:誤っている部分を正しく直す

◎「修正」は誤りや不十分な所を直すことなのに対して、「修整」は画像などを整え直したりすることをいう。

◎「修正」は直す対象に必ずしも間違いがあるとは限らないのに対して、「訂正」は直す対象に必ず間違いがある。

◎相手に対して「修整してください」や「訂正してください」と言う場合、「訂正してください」の方が上から目線や威圧的な印象を与える。

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