小額と少額の違い

日常生活の中で、「小額の紙幣に両替」や「小額硬貨」、「少額の補償金」、「少額訴訟」といった言い回しを耳にすることがあります。これらの中に出てくる「小額」と「少額」は、どちらも「しょうがく」と読む同音異義語ですが、イザ書くとなると迷う方も多いのではないでしょうか?

ここでは、似た感じのする用語である「小額」と「少額」について、その意味や用法、違いを簡単にまとめてみました。

小額の意味と用法

小額は、小さい単位の金額をいいます。これは、ちいさいを意味する「小(しょう)」と、金銭上の数値を意味する「額(がく)」からなる用語で、日常的には、「小額紙幣」や「小額通貨」など、金額の単位が小さいことを意味する場合に用いられます。なお、小額の反対語は、「高額」となります。

<小額の用例>

・海外では小額紙幣も用意しておいた方がいい
・個人間同士での小額決済の需要は世界的に大きい
・1円や5円などの小額硬貨は年々発行枚数を減らしている

少額の意味と用法

少額は、少しの金額やわずかなお金をいいます。これは、すくないやすこしを意味する「少(しょう)」と、金銭上の数値を意味する「額(がく)」からなる用語で、日常的には、少ない金額を意味する場合に用いられます。なお、少額の反対語は、本来は「多額」ですが、例えば、少額訴訟の対義語が高額訴訟であるように、「高額」が対に用いられることもあります。

<少額の用例>

・証券会社で少額投資非課税制度を利用する
・少額からでも長期積立や分散投資をするとよい
・スコアに応じて少額のローンを簡単な手続きで組める

小額と少額の違い

最後に「小額」と「少額」の違いをざっくりとまとめると、以下のようになります。

・小額:小さい単位の金額
・少額:少しの金額

◎「小額」は金額の単位が小さいことをいうのに対して、「少額」は少ない金額のことをいう。また、日常的には、「小額」より「少額」の方が多く使われている。

◎「小額」と「少額」は間違えることが意外と多く、例えば、「少額紙幣」ではなく「小額紙幣」であり、「小額投資非課税制度」ではなく「少額投資非課税制度」である。

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