交代と交替の違い

ビジネスやプライベートにおいて、「店長が交代する」や「世代交代」、「当番を交替する」、「交替勤務」といった言い回しを耳にすることがあります。これらの中に出てくる「交代」と「交替」は、どちらも「こうたい」と読む同音語ですが、一方でどこが違うのでしょうか?

ここでは、知っているようでいて意外と知らない、「交代と交替の違い」について、簡単にまとめてみました。

交代の意味と用法

交代は、役割や位置などを互いに入れかえること、また互いに入れかわることをいいます。これは、入れかわるや入れかえる、かわるがわるを意味する「交(こう)」と、順序が入れかわるを意味する「代(だい)」からなる用語で、日常的には、人などが入れかわって役割を引き継ぐ場合に使われます。

なお、本用語は、世代交代や新旧交代、政権交代、監督交代、途中交代、交代要員など複合語でもよく用いられます。

<交代の用例>

・総選挙で左派政権に交代する可能性もある
・指揮官が交代し、選手も入れ替わりがあった
・創業家出身の社長から商社出身の社長に交代した

交替の意味と用法

交替は、「交代」と同義で、役割や位置などを互いに入れかえること、また互いに入れかわることをいいます。これは、入れかわるや入れかえる、かわるがわるを意味する「交(こう)」と、入れかわるを意味する「替(たい)」からなる用語で、日常的には、入れかわりながら(かわり番こで)役割を行う場合に使われます。

なお、本用語は、交替勤務や交替手当、攻守交替、交替制など複合語でも用いられます。

<交替の用例>

・平均的な地域警察官は3交替制で24時間勤務を行う
・6頭の山羊のうち、3頭ずつ交替で、園内に放牧される
・週休3日制では、毎週水曜日に社員の半数が交替で休む

交代と交替の違い

最後に「交代」と「交替」の違いをざっくりとまとめると、以下のようになります。

◎「交代」と「交替」は、入れかわるという意味で同義だが、「交代」が入れかわって役割を引き継ぐのに対して、「交替」はかわり番こで役割を行う。

◎「交代」と「交替」をニュース検索した場合、「交代」の方が「交替」より多く使われている。また、迷った場合は、「交代」を使えば、特に問題はない。

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